フリーライターの年収
アルバイトではなくフルで働くフリーランスのライターの年収は、ピンキリですが、300万円~1200万円が多いようです。これは売上なので、この3分の1~2分の1程度が手取年収になります。新人や、ある程度自分の時間を取っている人は300~500万ほど、中堅クラスで700万ほど、そして、アイデアマンとか言われるような仕事中毒の人なら1000万円以上になるようです。でも、あくまで、売上です。
まず雑誌ですね。雑誌だけで稼げる金額は700万円くらいです。あとは、増刷する単行本をそれだけ書けるかで収入が決まります。時間的にはフルに働いて、400万円~1000万円。単行本の印税の入る時期によって、年収が変わるので波がでます。
フリーになって、15年。自宅から離れた都内に事務所を構えています。1人でやっているので、仕事が多いときには、他のフリーライターに仕事を回します。年商は2400万円ほどでしょうか。そこから、家賃等の経費を差し引くと1/3ほどが手元に残ります。最近、出版社の人たちに年下が増えてきました。年輩に仕事を出すのは嫌な様子です。しかし、専門分野があるので、最低限の仕事は確保できそうです。フリーになって後悔はありません。人間関係が楽です。仕事も選べます。フリーになる決断は生活の安定と精神の安定を天秤にかけて、精神の安定を選んだわけですが、生活はできているし、正解だったと思います。
取材にかかる費用は出版社などによって、原稿料に含まれる場合と別支給になる場合があります。大手の出版社や有名誌であれば、もちろん、別支給になりますが、最近は出版不況なので、ライターの負担になるほうが多いようです。経費は取材前に支給されるときと、取材後に実費分を支給されるときとあり、後者が多いです。海外取材に行く場合は、100~200万円を用意しておかなければなりません。経費はフリーライターですと、プライベートと仕事の境目が曖昧なので、必要経費として認められるものが多いです。税務署職員によると、取材のためと言えば、ほとんどが通るそうです。
新人のフリーライターが10年以上、仕事を続けているのは、3割程度でしょうか。連載をある程度抱えていたり、週刊誌などからコンスタンスに仕事が入っていれば続けられると思います。雑誌だけだと休刊の恐れもあるので、仕事を一極集中ではなく、分散させたほうが安心です。
一言でフリーランスといっても様々な職業があり、仕事の内容も活躍フィールドもバラバラです。しかし、「組織に依存せずに個の力でたくましく稼ぐ」というワークスタイルであることは同じですよね。フリーランスというワークスタイルで成功している人たちには、ある共通点があります。ポジティブに逞しく生きるフリーランスの特徴を紹介します。なるほどな、と納得できる部分も多いのではないかと思います。
illustratorやPhotoshop他、グラフィック用ソフトを駆使して、多彩なデザインを生み出すクリエイティブな職業、グラフィックデザイナー。グラフィックデザイナーもフリーランスに人気の職業です。クリエイティブな方面に興味のある人にとって、フリーランスのグラフィックデザイナーは憧れの職業ではないでしょうか?フリーグラフィックデザイナーの年収実態をレポートします!
コンスタントに仕事がとれることが、フリーランスの成功につながります。仕事をとれるフリーランスは、メールの書き方ひとつにも配慮しています。仕事のやりとりに使うメールは、テキストだからこそ細かい配慮や気配りが必要なのです。忙しいのは自分だけではなく、メールを受け取る相手のクライアントも忙しい。そんな当たり前のことに気づき、相手の立場で配慮できるかどうかが、メールひとつにもあらわれます。